複業はスケジュール管理が大切!時間管理のコツを紹介

2022.09.14

コラム

複業はスケジュール管理が大切!時間管理のコツを紹介

複業に興味があっても、時間を作るのが難しいと諦めている方も多いのではないでしょうか。複業は1つの企業で働くのに比べて確かに労働時間がかかる傾向にありますが、コツさえつかめば意外と時間管理はしやすくなるかもしれません。
今回は複業を考えている、またはすでに複業をしている方に向けて、両立するために行うべきスケジュール管理のコツをご紹介します。

複業での働き方を考えよう

収入アップやスキルアップなどを目指して、「複業」を始めてみたいと考えている方は多いのではないでしょうか。複業は複数の本業を掛け持つという意味で、さまざまな種類の働き方があります。以下では3つの働き方を紹介します。

会社員を掛け持ちする

収入の安定を最優先したい場合は、複数の企業に勤める働き方がよいでしょう。ただし、スケジュール管理が難しいことに加えて、企業側の理解を得る必要があるため、他の働き方に比べるとハードルが高い傾向にあります。

会社員と個人事業主を掛け持ちする

会社員と個人事業主の掛け持ちは、最も取り組みやすい複業タイプです。
安定した収入を得ながら、空いている時間を使って複業ができます。近年リモートワーク増加に伴い最も普及した働き方と言えるでしょう。ただし、確定申告をすると会社に複業をしていることがわかってしまうため、会社が複業を公認していない場合は注意しましょう。

個人事業主を複数行う

自由度の高い働き方をしたい場合は、個人事業主を複数行うのがおすすめです。働く場所や時間などを自分で決められるため、自由なライフスタイルを実現できます。ただし、収入が月の稼働時間や能力によって変わるうえ、ゼロになるリスクもあるため、注意が必要です。現在会社員として働いている場合は、まず会社員と個人事業主を掛け持ちする働き方でスキルを付けてから独立するのが得策でしょう。

複業でスケジュール管理が難しくなる原因

複業を始めるうえで、スケジュールの管理は重要です。
複業は単純に仕事量が増えるため、1日にこなすべきタスクの量が増加します。特に、現在メインとなっている仕事がすでに忙しかったり残業があったりする場合は、複業のスケジュール管理が難しく感じるはずです。たとえメインの仕事がさほど忙しくなくても、パートナーや家族との時間が必要になることがあるでしょう。
そのため、やるべきことをすべてリスト化したり家族に複業の理解を得たりするなどして、時間を作ることが大切です。

複業の時間を作るためのコツ

複業を始めたいけれど「なかなか時間がつくれない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで以下では、複業の時間を作るためのコツを3つ紹介します。

やらないことを決める

時間を作るためには、やることだけではなく、やらないことも決めましょう。
SNSや動画の視聴など、惰性で行ってしまう習慣や無駄な時間をできるだけ減らすと、効率よく作業を進められるはずです。自分が何にどれくらいの時間を費やしているのかを洗い出し、優先順位を決めることで、必然的にやらなくてもいいことが見えてきます。

スケジュールを視認できるようにする

スケジュールは頭で考えるだけでなく、実際に目で見えるところに貼りだしておくのがおすすめです。スケジュールを見える化すると「今やるべきこと」に集中できるため、気分によって左右されたり優先順位の低いことから取りかかってしまったりすることなどを防げます。
また、複業が忙しくなってくると、つい睡眠時間や家族と過ごす時間などを削ってしまいがちです。それらが原因で無意識のうちに疲労やストレスが溜まり、体調を崩してしまうケースも少なくありません。
「◯時までに仕事を終わらせる」「◯時から家族と外食」のように、1日のスケジュールを決めて手帳やカレンダーなどに記載しておくと、時間を効率的に使えます。

隙間時間を活用する

最初のうちは、5分や10分程度の隙間時間を複業に使ってみましょう。
たった5分だとしても、1日に5分の隙間時間を10回取れたとしたら、1日50分の時間を複業にあてられます。すぐに作業に取りかかれるよう、あらかじめ隙間時間でやることをリストアップしておくのがおすすめです。まずは複業の感覚を掴むことで、その先の複業仕事の選択もしやすくなります。

複業の時間を作りやすい時間帯や注意点は?

複業を始めようと思った場合、どの時間帯が作業時間を作りやすいのでしょうか。以下では、複業におすすめの時間帯を5つ紹介します。これらの時間帯をうまく活用しながら、自分に合ったやりかたを見つけていけると良いでしょう。また、複業をするうえでの注意点についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

・朝

いつもよりも30分〜1時間早く起きるだけで、複業に使える時間が増えます。朝は脳が最も効率よく働く「ゴールデンタイム」と言われており、夕方よりも高い集中力を発揮できるでしょう。

・通勤途中

電車やバスなどで通勤している方は、その移動時間を複業に使うのがおすすめです。通勤途中に作業が難しい場合は、本や動画などで知識をインプットするだけでも時間を有効活用できます。

・昼休み

会社のお昼休みの時間を使うのもおすすめです。しかし、脳や体をしっかりと休めることも大切であるため、できるだけ負担が少ない単純作業に留めましょう。

・退勤後

退勤後に、カフェやコワーキングスペースなどで作業をすると気分転換できます。カフェやコワーキングスペースには集中を妨げる誘惑がないため、作業が捗るでしょう。

・休日

休日にまとめて複業の時間を取るのもおすすめです。ただし、休日は平日に比べて時間がある分、だらだらと作業をしやすいため、注意してください。事前にスケジュールやタスクを書き出し、効率よく作業を進める工夫をしましょう。

プライベートの付き合いや睡眠時間を減らすべき?

結論、プライベートの付き合いや睡眠時間を極端に減らすのはおすすめしません。プライベートの時間はストレス解消やリフレッシュに効果的です。可能な限り、定期的に外出したり人と会話したりする機会を作りましょう。睡眠時間を削ると、かえって集中力や作業効率が落ちてしまうため、十分な睡眠時間を確保することが大切です。

気を付けたいポイント

ちょっとした隙間時間を見つけて複業をすることは、効率よく複業をするために必要なことです。しかし、複業を電車やカフェで行う際は情報漏洩に注意しましょう。特に、カフェで提供されているフリーWi-Fiの中には、セキュリティ的に安全ではないものもあります。そのため、ポケットWi-Fiを持参したりパソコンをテザリングで通信したりするなどして、極力フリーWi-Fiを使用しないようにしましょう。パソコン画面ののぞき見を防ぐプライバシーフィルターを用いるのも効果的です。

まとめ

複業を始めると1日でこなすべきタスクの量が増えるため、スケジュール管理能力が求められます。仕事をこなし、かつプライベートの時間を大切にするためには、やらないことを決めたりスケジュールを見える化したりするなどの工夫が大切です。
理系専門職の複業支援サービス「RD LINK」では、R&D分野の知見を活かした複業をしたいと考えている方向けに最適な企業のプロジェクトを紹介しています。単発での仕事から数か月にわたる中長期プロジェクトなどをご案内しています。スケジュールはコンサルタントがフォローしながら個人に合わせて対応していくため、最初は様子を見ながら少しずつ複業を始めたい方でも安心です。自分のキャパシティーを理解するためにも、ぜひ一度ご登録いただき、お試しください。

関連記事

定年後再雇用制度とはどんな制度?注意点などを解説

2022.05.09

定年後再雇用制度とはどんな制度?注意点などを解説

近年は定年後もまだまだ精力的に活動している人が増えています。定年後は趣味に没頭するだけでなく、再雇用を希望する人も多い傾向にあります。再雇用を考えている場合におさえておきたいのが、定年後再雇用制度です。企業の雇用担当者は制度の...